それって「毒親」なんじゃない?

これが毒親育ちの全てです

大学をも困らせる親

 

こんにちは。干物紐乃です。

またまた三連休ですね。(またまた私は二連休)

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

友達や家族と過ごされている方、1人のんびり過ごされている方。誰かとの時間を共有するのも自分のために時間を使ってあげるのも、いいリフレッシュになってることを願います。

お仕事の方、本当にお疲れ様です。

私は前職では世間の連休は必ず出勤でしたので、家族連れや友達やカップルで楽しそうにしている人を見るのが苦痛でした。休憩時間や会社が終わってからはゆっくり休んで疲れが取れますように。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

前回は私が家出した時の母の態度への疑問を書きました。

今回は家出のきっかけとなった学費のお話です。

 

 

私が家出をしていた時期が、丁度大学の前期の学費支払い期限で、そのことでも親と揉めていました。

そもそも家出をする時に親と揉めた内容が、勉強を疎かにして部活ばっかり気を取られている奴に学費を支払う義務はないという所から、前々から部活に対して不満を持っていた父と、単位も進学できないほど落としてるわけでもないし好きで続けていることを「親のせいで」思うように出来ない不満を抱えていた私がぶつかり今回の家出に繋がりました。

 

 

家を出たことでもちろん父は怒りが収まらず、学費なんて払う気はありません。

家にも大学から納期が過ぎているので早く支払うようにと注意勧告の手紙が来ていましたが、それを父が「娘には大学へ行かせる意味がないのでこの手紙は必要ない。なので送り返す。ちなみにこの手紙は私が開けたのではなく下の娘が誤って開けた」と言い訳をこじつけた感満載の自筆手紙と共に大学へ送り返し、私は学生課から普段絶対入らないような暗い個室に呼び出されました。

 

こんな手紙を送られたことは今までにない、仲直りしろとは言わないが、お父さんがダメならお母さんにお願いするか、誰か親戚に頼れる人はいないのか。期限は少し待ってあげるから、工面できる目処が立てばすぐ連絡が欲しいと話されました。

 

自分の親として本当に情けないし、普段から嘘をつくなと子供に叱っていたくせに、全く関係のない妹を言い訳にして嘘をついたことが本当に許せませんでした。

 

 

工面と言っても学生の私にとって急に100万以上のお金を用意することもできず、父に今更頭を下げたところで今までのような自由のない日々には戻りたくない。

私は仕方なく母にお願いすることにしました。

しかし、母に電話やメールで何度もお願いしましたが、「私は絶対に払わないし払えない。どうしてもすぐに支払って欲しければお父さんに頭を下げてお願いしなさい。あなたもそろそろ貯金も無くなってきて生活も苦しいでしょう。早く戻ってきなさい」の一点張り。

 

ここでの払えないとは、金額的に払えないのではなく、父にバレた時になんて言えばわからない、バレたことで父に怒られるのが怖いから払えないという意味であるとすぐに察しました。

 

だろうなとは思っていたものの、やはり母に依存していたのか、当時の私は相当ショックを受けました。

 

 

とっくの昔に一人暮らしをしている兄にも相談しましたが、そんな金額払えるわけもないし、ここはお前が我慢して、学生の間は面倒見てもらうべきだと言われました。

今考えるとごもっともな意見を言ってくれていたのですが、絶対に父の言う通りにしたくないというプライドがありました。また、兄は早く一人暮らしを始めていたおかげで大学生活も親に干渉されることなく楽しそうに送っていたのを知っていたので、親のせいでやりたい事もできずにめちゃくちゃにされたことない人間に親のところへ戻れなんて、苦労してないから言えるんだ!となんの関係もない兄にさえ怒りを覚えました。

それくらい当時の私は妬み、嫉み、怒りがごちゃ混ぜの感情になっていました。

 

 

こうなると頼れる人なんていない。

 

 

私は少しだけでも工面せねば…と思い、今すぐお金を借りられて審査も緩いところで…と頭が悪いなりに考えた結果、学生ローンにお金を借りることにしました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

思い出そうとすると、あんな事もあった、これも書きたいと後からどんどん出てきて時系列がバラバラになっていると思います。

思い出したくなかったことをそのままそっとしておく事もできますが、こんな事もあった、だから私は今も家族関係の話になると心が痛むんだという事実を放っておいても、なかなか自分が変わることができません。

 

自分の過去を受け止め、自分を認めてあげられるのは自分しかいないので、ようやく過去と対面しようという気になれました。

まだまだ時間はかかりますが、全てを書き終えた時には何か変化がありますように。