それって「毒親」なんじゃない?

これが毒親育ちの全てです

子供の手懐け方


私の父は、子供のしつけとしてよく家を追い出します。


私は今まで数えられないくらい家を追い出されました。

一番古い記憶で幼稚園の時。


何で怒られたのかはわからないけど、妹と二人で怒られました。その時覚えてる光景は、私と妹は無理やり上着を着せられ、靴を履かされ、布団を持たされていました。


もちろん私も妹も、家を追い出されたくない一心でギャーギャー泣きました。

しかし、当時からプライドが高かった私は、自分からは絶対に頭を下げたくありませんでした。甘え上手な妹は、私を置いて父に泣きついてごめんなさいと言っていました。私は呆然とそれを見ていました。


父が求めていたのは妹のような謝罪だったのだと思います。家を追い出そうとすることで、家を追い出されたらもちろん生きていけるはずもない私たち子供は泣きついて謝罪し、もう絶対にしません だから許してください 家にいさせてください と言うのです。

そして父は せやろ、お父さんの言う通りにすれば何不自由なく生活できるんや と優越感に浸るのです。


そしてこのやり方は何十年も続いていくのです。


当時、妹の謝罪の後父が私に向かって「なんで妹のが早く謝りに来て紐乃は謝らないんだ。年上から謝るもんやろ」とまた怒りました。


年上が先に謝る、ということは納得いくのですが、謝り方が納得いかないと当時も感じたから、絶対に何が何でも謝りたくなかったのではないかなと今になって思いますが、これはエゴでしょうか。


一番古い家を追い出された記憶は今書いたものですが、幼稚園だったか小学校低学年だったか、その時も家を追い出され、私も堂々と出て行った記憶があります。そのとき熱中していた縄跳びを持って。19時くらいだったので、流石に父が追いかけてきました。


幼稚園の時からしょっちゅうベランダに鍵をかけられて締め出されたり、物置小屋に入れられたりしました。


つい最近までこのやり方で子供をしつけていました。


うちみたいな毒親は自分がいないと子供が生活できないと思い込んでいます。それを利用してあえて子供を追い出そうとするんですよね。ずっと子供が自立できないものだと思ってるんです。今もなおです。


いい加減、その方法でしか子供をつなぎとめれないという悲しい現実に気がついて欲しいです。


少しでも環境に良い変化がありますように。